7月の君はスタートなのか

やっぱりダメだ。気遣いできないおしゃべりできない薄っぺらい返ししかできない。

不器用気遣いできない話よくわからんの三冠なので、ついにスルーされるようになった。

 

今日の反省点。

腕組みしない。

お菓子目の前で食わない。

 

 

個を殺せ。

仮面を被って泥臭く踊れ。遠くに上司が現れて、誰も気づいていなかったら、おまえが大声で挨拶しろ。

完全対応主義であれ。話題なんて作らなくていい。聞き出せ。掘り出せ。

聞き出した話のタネを自分のものにしろ。誰かから聞いたなんて言うな。そういうしたたかさを身につけろ。

思い出の曲の話



好きな曲はありますか?

程度はあれどいくつか頭に浮かぶのではないでしょうか。
ではもう一つ質問を。

過去の思い出が強く、強く絡みついた曲はありますか?

過去の成功、失敗やらなんやら。そんな自分だけの思い出にばっちりシンクロした曲があなたにはあるでしょうか。


僕にはあります。

FoZZtoneというアーティストの曲に「マーブルクランチ」というのがあります。そう、こいつです。こいつなんですよ、ハイ。


「マーブルクランチ」は一言で言えば恋愛における駆け引きの歌です。


駆け引き。


そりゃお互いに直球で「あなたがすき!」って言えりゃいいですよね。はい、めでたしめでたし。今日はこれでおしまい。






ちょいちょいちょーい。









ハイ、現実は甘くないですよね。


「ん?いまのあの子の言葉どゆこと?」
気になるあの子からのささいな合図は心にするりと入り込んでさざ波を立てる。「あれ、もしかして?」

でもそこまで。
「まさか、あの子が自分に気があるわけない」そうやって自分にストップをかける。
んで繰り返す。さざ波が寄せてきたら、それを押し返す。そして混乱。気になるあの子が自分をどう思っているのかわからなくなる。「どういうこと?」って。

最終的に気づく。「あ、そういうこと?やっぱりそうだったのか!」
でも、そん時にはもう遅いんです。

本当は気づいていたんだろ。ただそれを色んなごちゃごちゃがちょっと邪魔しちゃったんだね。

そんな歌です。




マーブルクランチ。今でも聴くと思い出すんです。
突然あの子がくれたチョコミント
気づいていたんだろ?
どうしてあの子がおれの大好物なんかを知っていたのか。


ひどい話



今日はちょっとした小話を。

これはカナダに留学していた頃の話。
まだカナダに来て1週間頃のことだったでしょうか。まだ友達らしきものが作れていなかったぼくは、学校が終わったら街を探検して、帰りがけにマクドナルドに寄るのが日課になっていました。これはその帰りがけのマクドナルドのお話。



と、その前に。

マクドナルドって打つのなかなか面倒くさいので以降マックでいいですか?ぼく関東の人間なので。


はい。話を戻します。
バーガー貪ってたら目の前に女の子2人組が来たんです。この子たちがなかなかのビューティフルガールズで。

「うわー、この子たちとなんかしらで仲良くなれたりしないかなー」
なーんて考えていた矢先。

「アーフル?」

!??

急にその女の子たちが僕に話しかけてきたんです。なんて言ったのかわからず聞き返したら女の子は
「Awful.」

がーんて頭の中で音がしましたね、ありゃ。タライでも落っこちてきたような衝撃。
Awfulとは直訳すると、ひどい という意味。つまりこの女の子たちは、ぼくの食事マナーがひどいと言ってきたわけです。

どうする?どうするおれ!?

結局ぼくがめったくそに頭こねくりまわしてひねり出た言葉が
「haha, you know?」(あはは、わかっちゃった?)

さあどう出るビューティフルガールズ!?

「Oh, thank you.」






は?





えっと、、とりあえず流れを整理しましょうか。

女の子「お前行儀悪い」
ぼく「あ、わかっちゃった?w」
女の子「ありがとう」

…噛み合わねえよ。

女の子たちがどこかへ行ってしまったあとに、トレイにこぼれたレタスを摘まみながらよーく考えた結果、気づいたんです。


Awful(アーフル)じゃねえ。Are you full(アーユーフル)じゃんか!!


どういうことかと言うと、女の子たちはぼくの行儀悪さをたしなめたのではなく、ぼくが頼んだメニューでお腹いっぱいになれるかを訊いていたんです。

てなわけで自分のリスニングのできなさを嘆きつつ、咄嗟のリアクションの良さに複雑な気持ちになったのでした。




あ、ついでですが、海外に行ったら必ずマクドナルドに行くのをオススメします。限定メニュー(日本は月見バーガー)があったり、フライドポテトも国によって味が違っててなかなか面白いので。



断わりいれといて一度もマックって打ってねー。


ダンクシュートのきっかけの話


内定式。
毎月設問に答えて提出するようにと、冊子を渡された。帰宅して早々、意気揚々と冊子を開く。今月の課題は「あなたにとってのメンターは誰か?」。おれは静かに冊子を閉じた。そんな人はとんと思いつけなかった。



一緒にいて楽な人になりたかった。
この人のこういうところ嫌だなあ なんて思われるのは絶対に嫌だった。

いま一緒にいるこの人は、おれに何を期待しているのか?
いまお話をしているこの人は、おれにどんな反応を期待しているのか?
そんなことばかり意識するようになった。

すると不思議なもので、意図せずともそういった相手が必要としているモノが見えてくるようになった。
あとは簡単な話で、そうやって見えてきたニーズを忠実に再現するだけだった。

それだけで、人から好かれることが多くなった。
人付き合いがゲームのように感じた。

ミッション : 対 先輩
ニーズ把握度 95%
ニーズ再現度 98%
総合ランク S
先輩からの好感度が120あがった!

みたいな感じで。


でも気づいてしまった。
本当は違う。そうやって、相手の期待に応えることで、見返りを期待していた。
「お互いに高め合える仲がいい」なんて一丁前なこと言っちゃって、つまりは「ネッ?こんだけ君を満たしてあげたんだから後はわかるよナ?さあ、君はおれに何を与えてくれるんだい?」なんて思ってた。

汚ねえ。なんて汚ねえ考えなんだろう。

勝手にニーズを把握するだの、再現してやるだの、そういった好意を押し付けておいて、見返りをもらって当たり前だと考えていたんだ。

そもそも期待するという行為そのものが損のカタマリでしかない。期待した結果、なにも得られなかったらそれは単純に損を意味する。仮に期待したものを得られたとしても、ようやくそれでトントン。ああよかった。そんだけ。


ついこのあいだ、1年ぶりに会う人と話し込む機会があった。彼女はおれが今まで会ってきた人の中でもずば抜けて真っ白な、純粋な人だった。

世間は甘くない。

彼女もその純粋さ故に、騙され、傷つけられる日々を送っていた。でも、それでも、彼女は自分を貫いていた。
こんなにきれいな心で、必死に荒波に耐え忍んでいる彼女を想像すると、こうして文字を打っている間も、何も力になれない自分に対して空っぽで灰色な感情が浮かび上がってくる。
それと同時に、そんな彼女の純粋さにつけ込んで、彼女を振り回し、傷つけ、搾取していった顔も知らない奴らに対して黒々とした想いがふつふつと沸き立ってくるのも感じる。
これに関しては別の考察もあるのだけれど、それはまた別の機会に書くことにする。とにかくおれは彼女のまっすぐな真っ白さにとても感動してしまって、今までのおれの汚い処世術を根底から揺るがされたような気分になってしまった。一歩間違えれば、おれだって汚く搾取する側になっていたかもしれないのだ。そう考えたら、まるで真冬の朝にスカイツリーのてっぺんで逆立ちでもしている様な、強烈な寒気が走った。

大切なことを教えてくれた彼女にいまのおれができること。それはたくさん彼女の話を聞いて、そしてたくさん笑わせて少しでも次の日から余裕を作らせてあげることなんじゃないだろうか。そう思ったおれは、また会う約束をしてその日はバイバイしたのだった。





彼女から刺激を受けた次の日、例の冊子の設問を超高速で埋め切り、郵便ポストへダンクシュートを決め込んだのは言うまでもない。

デスドリンクの話



デスドリンクってなんぞや?そう思った方もいるのでは?

んー。どう説明しよう。
そうだな。

ファミレスに行った時に、ドリンクバーがありますよね。そこでたまに子どもたちがキャッキャ言いながらコーラやらオレンジジュースやら色々とごちゃ混ぜにして化学実験みたいなことしているの見たことありませんか?そうです。あれがデスドリンクです。


所変わってこの前カラオケ行ったんですね。ぼくらはいつもカラオケ行くと採点機能つけて5時間でも6時間でも平気で歌っていられるんですが、その日はなぜか退屈しちゃったんです。

そこで思いついちゃった。同じ曲を歌って、一番点数が低いやつが一番得点高いやつの作ったデスドリンクを飲むゲームやろうぜと。

大学4年生(しかもダブり)と大学院生ですよ?まぁたまには童心に帰るのもいいだろうというわけで。
えぇ結構楽しかったですよ、ハイ。


晴ちゃん、おんどりゃあ梅昆布茶とココア組み合わせるとかなにしてくれとんじゃ。覚えとけよ。




少し長くなってしまいました。本題に入りましょう。


最強のデスドリンクってなんだと思いますか?


いろんな組み合わせありますよね。どれが最強かも飲む人の味覚によるかも。
んーこれは難しいですね。ああ大変だ。デスドリンクの作り方で頭がいっぱいになってしまいました。これじゃあ勉強も仕事も手につかないですよね。

でも安心してください!
ぼく知ってるんですよ。最強で最恐のデスドリンク。しかもめっちゃ簡単に作れます。


それはですね…







サラダドレッシング(透明度の高いやつ)


こいつです。こいつぁやばいですよ。

このデスドリンクの最恐ポイントはそのステルス性です。
たまにファミレスで見かける若干茶色がかったコップありますよね?あいつと組み合わせるとまず誰もがただの水だと思い込んでくれます。するとどうなるか。

相手は水だと思っているので、一口目から大きくいくんですね。そこにあの強い酸味です。確実にむせます。むせない人がいたらそいつは宇宙人です。JAXAに連れて行きましょう。


え?なんでこんなマニアックなデスドリンクを知っているかって?
それは秘密です。



たかお、りこ、おんどりゃあ先輩になにしてくれとんじゃ。覚えとけよ。



広告代理店の話



電通、話題になってますね。
自殺してしまった女性のTwitter内容から、電通のブラック具合が浮き彫りになり、終いには一部のハイスペの方々からは「なぜ大学生はあんなに割に合わない業務体系の電通に行きたがるのか?」と疑問の声まで上がる始末。

そもそも残業が100hってのが怪しいですよね。100hで済むのか?
彼女が所属していたインターネット広告部門てのは、クライアント企業から予算ぽーんと渡されて、
「この金でうちのインターネット広告を1カ月運用してくれい。頼んだよー」
てな感じでして。”作る”んじゃなくて”運用”までやんなきゃいけないんですね。逐一数字に結果が如実に表れるインターネット広告ならではって感じなんですけど、これがかなーり難しい。

それがよくわかるのが、少し前に露わになった電通のインターネット広告不正請求事件です。要は
「やべっ。クライアントから100万渡されて1カ月運用任されたのに、月の半分で使い切っちった。えーい、報告書では均等に使い切ったことにしちゃおっと」てな感じでやってたのがばれちゃったわけです。

あのインテリ集団の電通社員でコレなんです。いかにインターネット広告の運用が難しいか。

それに加えて、電通は広告代理店の中でも特にクライアント企業からシゴかれる傾向がある様です。一般企業からすると電通は、「甘やかすと調子に乗ってえげつねえ予算出してくるから、少し厳しくしてやらないとダメ」みたいに考えられている様で、そのために電通の営業はかなーり無茶な要求を飲まざるを得ないことがたくさんある。

おそらくだけど、電通社員の平均寿命とかデータに出したらシャレにならない結果が出るのでは…。


てなわけでですね、「こりゃ、来年からは電通とかの広告代理店への就職希望者減るんじゃないか?」なんて声も聞かれるんですが、、、


それはまったくないんじゃないかなあ。


就活生だって色々調べているわけですから、代理店社員がどんな生活しているかなんて知ってるわけです。

「じゃあなんで広告代理店行きたいの?Mなの?」


アホかぶっつぶすぞ。
なんで広告かって?面白いからに決まってるじゃんかよ。

基本的に広告はチームで作るわけです。営業、マーケ(ストプラ)、メディア、クリエイティブみたいに担当分けて、アイディア出し合って作るんです。
そしてクライアント企業が開く競合コンペで自分たちの考えた広告案をプレゼンして、勝ったら無事クライアントからお仕事をもらえるわけです。


は?最高かよ。


いま目の前にある広告は誰かさんのアイディアから作られてるんです。じゃそのアイディアはどうやって出てくるのか。

発案者の経験からです!

その人が読んだ本、観た映画、誰かから聞いた話、いつか行ったあの場所、あの時付き合ったあの人、その他たーくさんの経験からアイディアがひねり出されてくるんです。
そんな1人1人の経験から導き出したアイディアをあーでもないこーでもないとミーティングでぶつけ合って、広告案を作って、企業に「どうじゃおれらのこのプランは!いいだろ!仕事よこせや!広告作らせろや!」とプレゼンするわけです。

しかもです。競合コンペには競合他社がたくさん参加します。就活の時にありがたくもお祈りしていただいたあの会社やこの会社まで一緒に競うわけです。やつらが寝る間も惜しんで作り上げたプランを、おれら最強チームが己の全てを結集したプランで粉々に打ち砕く!

くぅ〜今すぐにでも競合コンペで勝って、チームで旨い酒飲みたくなりますね!!

広告作るだけじゃないっすよ。この前のリオオリンピックでの安倍マリオ。
あれやったのも電通です。
4年後の東京オリンピックを世界中にプレゼン!
日本代表ですよ、彼らも。ちょっと、あれ作った人たちにも金メダルあげて!

つーわけで、やりがいが無量大数存在する広告代理店。志望者が減るとは考えにくい。

とは言えど、今回の事件も無視するわけにはいきません。春から広告に振り回される身として、今後の動きを血眼で追わなきゃなあなんて考えてます。

あと重ねて言いますが、本当にMではありません。むしろ年上のお姉さんを甘やかすのを夢見て毎日がんばってます。



はじめての話



初体験の話じゃないですよ。


こんにちは。こんばんは。ひょっとしたらおはようございます。

ふと思うところあってブログなるものを始めてみました。考察坊主と申します。あ、本名じゃないですよ?




考察坊主。




変な名前ですねえ。
一応他にも候補はあったんですよ。たとえばWow坊主とか(藍坊主とかけた)

もうこれでお分かりでしょうが、こういうネーミングセンスとかあと美術系のセンスはまっったくありません。だからこそせめて文章力だけでもつけたいなあって思ったのがこのブログ開設の理由の1つ。

実はもう1つブログを書くきっかけがありまして、
え?そんな話聞きたくない?
まあそう言わず。そもそもこのブログ、「読者数ランキングとったるで!」とか全然考えていません。というのも、自分に読んでもらいたいだけだから。

ついこの間、部屋を掃除していたら留学中につけていた日記が出てきまして。つい掃除投げ出して読んでしまったのですが、

これ、本当におれが書いたのか?

って思うくらい、今と考えていること違くて。なんていうか、純粋に読み物としてめちゃくちゃ面白かったんです。

どんなくっだらないことでもいい。とりあえず今のおれはこんな考えの人間なんだよ!ってことを文章に記録しておくのは、なかなか価値があるんじゃないかなーって思ったのがブログ書き始めたもう1つのきっかけです。

とは言え、折角ブログとして記録に残すわけですから、色んな人に見てもらえてあわよくばコメントとかもいただけたら嬉しいです。

身バレしそうなこと以外ならばなんでも書きまーす。

初回はまあこんなもんか。とりあえずゆるくらくーに書いていきますわ。